樽々男の日常

一般男性の日記。毎日投稿を目指す!!

「好き」を単純に捉えられないひねくれもの

どうも、まっしーです。

 

最近色んな種類の音楽を聞いてるつもりなんですけど、なんというか難しいですね。自分はSpotifyを使ってるんですけど、オススメの楽曲とかを紹介してくれるんですよね。多分自分がよく聞いてる楽曲から勝手に分析してくれて、それに似たジャンルをオススメしてくれてるのだと思います。

まぁ、オススメしてくれるので聞いてるのですが、AIが優秀なのかかなり似たような曲を延々と聞かされます。それらを聞いてるたびにジャンルといえば聞こえがいいものの音楽がテンプレート化されているような気持ちになってきます。

このリズムで作れば、あの曲が好きな人は嫌いじゃないだろうみたいな。

勿論自分がよく聞いていた曲は特別に好きな感情はありますが、なんというかどこにオリジナリティがあるのかと問われたら説明が難しいような気がします。それは自分の音楽に対する深い知見がないからなのかもしれません。

自分の好きな曲のどこが特に好きかを考える必要があるなと感じています。

 

いや、もっとそんなこと考えずに感情で楽しめよ、と言われたらそれはそれでおしまいなんですけど。

 

これって音楽の話だけじゃなくて多分全部のことに言えてしまうような気がします。ラーメンとかも塩ラーメンでくくってしまえばそれで終わりなんですけど、数ある美味しい塩ラーメンのテンプレから逸脱した個性的な何かをその中に見出せるのかが消費者にかかっているような気がします。

何度も言いますが、別に美味いだけでもいいんですよ。ただなんとなく僕はそこが気になるだけです。どこがどういう風に美味いかがはっきりしないと自分の中で本当のモノの価値に気づけてないなという気になってしまうからです。

自分の中で好きと感じる納得の理由が欲しいわけです。

 

そしてそれは同じ趣味を長く続けているとより難しくなるような気がします。自分の中で臨界点になってしまうんですよね。

自分がアニメを見なくなってしまったのもこれが理由だと考えています。あるときを境にどっかの作品と似たような展開だなぁと感じることが増えました。昔は新鮮だった設定もキャラも今やどこかの作品で出てきたような気になってしまいます。別に批判したいわけじゃないんですけど、なんとなく自分の中で純粋に楽しめなくなってしまったと感じるわけです。オリジナリティを無理に探してしまうというか。

これがいわゆる飽きるということなんですかね。

 

もっと簡単にサブカルを楽しみたいのにこんな風に考えてしまう自分が嫌です。

 

別に毎回こういうことを感じているわけではないんですけど、たまに思います。

ロジカルに毒されている。