樽々男の日常

一般男性の日記。毎日投稿を目指す!!

悔い改めます

どうも、まっしーです。

 

金は仕事でボコられて、土曜は会社の友達とパチ屋行って死ぬほど負けて、今日はボーッとしてました。でも、生きてる。

 

「過去記事を掘り返す」

3週目にして仕事で精神をやられ始めているので、楽しいことを思い出したり、考えたりしてます。

平日の昼休憩とかは自分のブログの旅記事を読み返して、これは良かったなぁ…とか思う現実逃避系懐古おじさんになってます。俺は、弱い。

 

というわけで、本ブログの旅記事は全部読み返してしまったので、前ブログから想い出を移植していこうと思います。

今回は第1弾ということで、Sんごと行った蓼科旅行記事を持ってきました。個人的には辛かった時に思い出しているくらい良かった旅行だった。

そのままコピペしてもよかったのですが、せっかくなので副音声的な感じで太文字で現まっしーのコメントでも書いていこうかと思います。なんか文章キモいですが、当時(2018年)はこういう感じで書いてたなぁって思い出して笑えました。

以下です。気が向いたら読んでみてください。

 

2018/6/13
「薪の火に照らされて」

静かに、そして不規則に揺れる炎があたりをちらちらと照らし出す。静寂に包まれた湖畔では、たまに薪が弾ける音と湖に流れこむ川のせせらぎが聞こえるばかりだ。私たちはただ薪を燃やしていただけなのに確かな充実感がそこにはあった。

ま:初っ端でプロローグ書いてて笑った。嫌いじゃない。

 

洗っていない食器でいっぱいのキッチン、脱ぎ捨てられた服、机の上の散在しているゴミ。日々の生活を繰り返す中で溜まっていく汚れやホコリのように私の心も同じようにどす黒い何かが溜まっていく。同じような日々を繰り返すだけでは生きている気がしなかった。

「どこかに行ってしまいたい」とそう強く思い、私は友人に長野に行こうではないかと突然持ちかけ、それが今日実現した。と言っても、私は長野に行くことを提唱しただけで、旅先や必要品、さらには交通手段まで彼に用意してもらったのだが、もうこの際それはどうでもいいことだ。

 

ま:この時はSんごと中古車販売店で洗車のアルバイトをしていました。バイトしながら旅行の計画を話していたのは、今となっては青春してましたね。

 

一限の授業だけ受講した後、速攻で友人宅へ。友人の父親の車で私の家へ速攻向かい、速攻で支度をして速攻で私の住む街を飛び出した。梅雨入りしてしまったこの時期では天候が危ぶまれたが、神が私の日々の行いを見てくれていたのだろう、見事な空が広がっていた。

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 友人の運転で快調に旅は進み長野へ。宿泊地となる蓼科湖に到着したころには午後2時半をすぎていた。タープとテントをサクサクと(友人が)張り、コーラを飲んで一服。気の抜けたコーラとは裏腹に、くだらない日常からの開放感を一気に感じた瞬間であった。

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ま:働けカス。

 

若干の休憩をはさみ、薪を薪ストーブ屋から購入後、温泉に入り、その後食材を調達した。夕食の支度にとりかかるため拠点に帰った後に薪に火をつけた。火をつけるという非日常的な作業がより一層私の心を日常から遠ざけていくのを感じつつ、肉を焼いては食べた。米を用意していなかったため、超熟の食パンを主食としたのだが、これが意外にも肉と合う。友人と談笑しつつ、網の上でこんがりと焼かれたトーストの上にタレをつけた肉をのせ口へと運び込む、、、。

 食後は腹ごなしを兼ねて、蓼科湖を1周。1周1.2kmはちょうど良く、日が影る中の蓼科湖を十分に満喫できた。

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ま:温泉と書いているが、テント張ったところの近くの管理棟みたいなとこで入った記憶がある。ちゃんと記録しておかないと、忘れてしまうの悲しいね。

写真はSんごのお母さんに褒められ、水彩画まで書いてもらった(絵は今も持ってます)。僕も気に入っている。

 

 

 

ゆっくりとした時間が流れ、しかしそれを気にするでもなく薪をただ燃やす現在へと至る。
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友人はゆらゆらと揺れる炎をただ見つめている。何を考えているのだろうか、いや、そんな詮索はこの場においては無粋な気がした。そして、ゆらゆら揺れる炎を横目にこのように拙い文章を綴る私はもっと無粋な気がするのでここらでこの記事を締めたいと思う。

 

私の心に安寧を与えてくれた長野県に感謝。明日もよろしくお願いします。

 

2018/6/15
「24進法の僕等」

朝。目が覚めると車内は冷気に満ちていて思わず身震いが起こる。5時半という早い時間にも関わらず太陽はもうしっかりと昇っていた。車の扉を開けて伸びをしていると、私が起きるのを待っていたかのように友人がテントから這い出てくる。適当な会話をかわして湖を1周することにした。人も動物も眠っているような静寂の中、木道を響かせる足音が心地よく響く。

 

ま:Sんごはテント、僕は助手席で車中泊をしました。割としっかり寝れた記憶がある。

 

拠点に戻ると(友人が)火を起こし朝食の用意をする。朝食は志摩リンリスペクトのカレー麺とトースト。散歩をしたというのにまだ半眠り状態の私の脳もカレー麺のスパイシーな香りで覚醒する。麺をズルズルとすすり、残ったカレースープもトーストと一緒に完飲、紙コップに注いだ麦茶を一気に飲み干すと心地よい満腹感と共に心までも満たされた気がした。

朝食後はいそいそと友人が撤退の準備をする。私はというと殿様気分で景色の良い場所に椅子をおき、朝の音楽と共に湖畔を眺めている。耳元で流れるのはもちろんASIAN KUNG-FU GENERATION、曲は「ネオテニー」だ。

「水面を揺らす風 広がる波紋のように 君の胸に 優しく響いた色」(ネオテニー)

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ま:絶対に動かないという鉄の意志を感じた。ごめんよ、Sんご。

 

拠点の撤収後、霧ヶ峰高原を目指しビーナスラインを突き進む。木々の隙間から漏れる朝の光が路面を照らし出し、その上を風を切って走る爽快感はなんともいえないものがあった。徐々に木々が少なくなり遠くの景色がよく見えるようになってきたところで霧ヶ峰方面を示す青看板が見えた。青看板の通りに道を進み、どんな景色が待っているのかと胸を高ぶらせながら車を走らせていると遂にその景色が目の前に現れた。
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まさに壮観であった。こういった景色を言葉に表すのは大いに難しい。言葉にしようとすればそれは陳腐で、その実はもっと素晴らしい景色だったのに、と。とにかくそれほどまでに私たちの周りに広がった景色は私の胸を打った。

 

ま:言葉で表すのを放棄してます。が、そのくらい良かった。日本にもこういう場所があるんだ、と感動しましたね。また行きたい。

 

左には断崖、右に広がる高原。しばらくその中を走っていった先でアルプスの山々を見渡せる場所で車を降り、少し散歩をした。青い空に広がる高原の中を散歩するのは気持ちいいことこの上なかった。

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 存分に霧ヶ峰高原を楽しんだ後(正直を言うともう少しいたかったが)、諏訪の町へと向かった。ガソリンを入れ、諏訪を観光した、のだがここに関しては特筆することがない(笑)強いて言うならば、諏訪の町の最大の魅力は「諏訪姫」であると私は思う。諏訪姫についてこの記事で詳しく書くつもりはないが、とても興味深いので是非調べてほしい。
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 ↑諏訪姫、あざとい。

 

ま:諏訪町について特筆せずに、諏訪姫について触れてるの本当に意味わからん。でも、諏訪姫は可愛い。

 

諏訪の町を観光した後はついに帰路へとついた。こんなにも帰りたくない気持ちで帰路についたのは久しぶりであった。帰路での私は(眠気のせいもあったが)口数が少なく、まるで幼稚園に強制送還される子供のようだった。そのくらい大学がある関東の方に帰りたくなかった。

しかし、その帰りたくないという気持ちが強ければ強いほど、その旅は楽しかったといえる。今回の信州への旅はかけがえのないものであった、それだけは声を大きくして言える。

 

ま:いいこと言いますね。最近はずっと旅行の帰りは死んでますので、それだけ楽しめてるということです。

 

これから待ち受ける退屈な日常、煩わしい人間関係、そして就職活動。そのどれもが確実に豆腐メンタルの私を追い詰めていくことだろう。

しかし、決して忘れてはいけないのだ、この景色、思い出を。

真っ暗な夜を照らし出す焚火の明かりを。

朝の光に照らし出される湖畔を。

目の前に雄大に広がる高原の青々強い草草を。

遠くに広がるアルプスの山々を。

 

ま:ちゃんと忘れてないし、胸の中の大事なところにありますよ。大げさなこと言ってるわけじゃなかった。

 

最後に今回一緒に旅をしてくれた友人S君。全然何にも働かなかった私と旅をしてくれてありがとう。貴方のおかげで私の心は救われました。心からの感謝とこれからも私と仲良くしてくれることを願って今回の旅の記録を終えようと思う。

ま:キモすぎる文体は気になりますが、こうして読んでみると良いものですね。Sんごには6年前も迷惑かけてますが、これからもよろしくお願いします。